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​クロス貼替について、

クロスの張替えで業者を探すときに一番気になるのは、価格がハッキリしているか?という事ではないでしょうか?クロス種類や品番によっても価格が異なってきます。
どのような場合に価格が変るのかを説明していきたいと思います。
  1. クロスメーカーや種類によって価格が異なります。例えば、代表的なものでは量産クロスと呼ばれる一番安価なものや1000番クロスと呼ばれるデザイン性や機能性をもった高級クロス、インポートクロス(輸入品)や表面がダイノックシートのような素材をしている東リリアルデコ、黒板クロスにホワイトボードクロスなど様々な種類によって価格が異なります

  2. クロスのデザインによるリピートの長さによって価格というよりは、必要な数量が異なることで価格もあがってしまいます。クロスは貼る際に柄を合わせて貼らなければならないクロスがあり、柄のリピートが15㎝の物もあれば90㎝の物もあります。2m40㎝の高さの壁に4枚(4列)のクロスが必要になる場合は、1枚当たりのクロスの発注量を90㎝増やさなければ、施工する際に足りなくなってしまいます。

  3. 下地の状態が悪い時やプラゾールなどの前処理が必要になる場合があります。例えばクロスを貼る面がコンクリートやプリント合板ような素材では専用の接着強化剤を塗装のように養生をして前処理することがあります。また、石膏ボードを新設した壁は、コーナーテープを使用したり、下塗り用パテ1回に上塗りパテを2回と乾燥時間も考ええると手間と時間が掛かる為、別途費用が発生します。

  4. お住まいになっている状態での作業の場合は、養生が必要な場合や重たい荷物を動かす場合は2人態勢での作業を必要とする場合にも別途費用が掛かってきます。

上記のような場合、見積もり価格は変ってきますが、空き部屋のクロスの張替えで、施工後にハウスクリーニングが予定されている場合は、簡易的な掃除でよいので、作業効率も上がり人件費を抑えられるため、サービスをお安くご提供できます。

​クロスの施工方法について、

クロス張替えの施工に関して職人によって違いがでる事があります。例えば使っている機械や道具、副資材によっても仕上がりやスピード耐久性に違いがでてきます。そんな違いをご説明致します。

  1. 糊付け機械でクロスの端の切断するスリッターと呼ばれる部分の切れ味や精度によって突  き付け工法の作業では、クオリティーにさがでます。                                               

  2. ジョイント工法の作業時に下地を切らない為のセーフティテープの使用や下地を切ってしまった際にジョイントスティックテープをクロスの下に入れているかいないかによって耐久性や仕上がりに影響がでます。また、クロスの糊付けの際にクロスの端が乾かないようにカットテープを使用しているかいないかによっても仕上がりに影響が出ることがあります。

  3. 端末のコーキングを使用しているかいないによって耐久性に影響が出ることがあります。

  4. 下地の処理の方法や捲り方の違いによって下地に影響をあたえてしまうこともあります。

  5. 地ベラと呼ばれるクロスをカットする際に使用するヘラの厚みを施工箇所によって使いわけるが出来ているかいないかによってクオリティーに差がでます。

  6. クロスを貼る面の材質によって下処理が必要か?を見極めが出来ているかいないかによって耐久性やクオリティーに差が出ます。

  7. ドアや重ね張りの際に付着した糊をスポンジやウエスでしっかり拭き取れているかいないも重要です。

上記のように様々な工法や機械、糊やパテ、コーキング、副資材の仕様によって違いが出ることが分かりますが、耐久性やその場は綺麗に収まっているように見えても、後になってクオリティーの差が出てくることを熟知した職人さんにお願いすることが重要になってきます。

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